東 京 (トーキョー) 日 記


あけましておめでとうございます。

新しい年に良いことがいっぱいありますように。

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1月26日(水)

23日から25日まで2泊3日で大阪へ行って来ました。毎年恒例、観劇目的の大阪行きですが、ここ数年、関西在住の友人たちとの食事会が恒例になり、最近では友人たちと会うのが楽しみで、むしろそちらが主目的になりつつあるような。今回も、美味しいものを食べながら、おしゃべりに花を咲かせ、2夜連続で楽しい時間を過ごしました。喜んで時間を割いて付き合ってくれる友人たちには、ひたすら感謝です。

25日に「子午線の祀り」を見て帰京しましたが、これって4時間を超える長大なドラマなのですね。平家滅亡の物語ですから当然なんですが。帰りの新幹線の切符、取ってなくて良かった〜。


1月14日(金)

今日は韓国映画上映のご紹介です。東京・池袋にある新文芸坐で明日1月15日から2月4日まで「“韓流”シネマコレクション」と銘打って韓国映画特集が予定されています。多彩な優れた作品30本が取り上げられており、韓国TVドラマとは一味違った韓国映画の世界に触れることができる良い企画だと思います。韓国に関心のある方はぜひ足を運んでみて下さい。料金・上演時間などの詳細は<新文芸坐オフィシャルサイト>で確認できます。

下にラインナップだけを記しておきますが、記号(★☆◆◇▽)とその後のコメントは、私の個人的な印象です。(★心にずっしり残るドラマを見たい時に、☆楽しい時間を過ごしたい時に、◆個性的な作品を見たい時に、◇ラブストーリーに浸りたい時に、▽未見)

“韓流”を担う実力派監督たち
1/15・16(土)(日)
「気まぐれな唇」(2002)〈R-15〉 ▽未見。
「オアシス」(2002)〈PG-12〉 ★私の大好きなソル・ギョング主演。主演2人の演技力に注目!
17・18(月)(火)
「魚と寝る女」(2000)〈R-18〉 ◆北野武としばしば比較されるキム・ギドク監督作品。不気味な内容と美しい映像が印象的。
「悪い男」(2001)〈R-15〉 ◆同じくキム・ギドク監督作品。過激な内容だが、韓国の売春宿が見られて面白い。
19(水)
「ほえる犬は噛まない」(2000) ▽未見。
「殺人の追憶」(2003)〈PG-12〉 ★実際の殺人事件に基づいたヒューマンドラマ。主演ソン・ガンホがいい味出してる。
20(木)
「祝祭」(1996) ★韓国の葬儀と葬儀をめぐる人々の葛藤をテーマにした巨匠イム・グォンテク監督作品。
「風の丘を越えて〜西便制〈ソピョンジェ〉」(1993) ★パンソリ芸人の芸の伝承を描いた作品。韓国の伝統文化に触れたい人はぜひ。
21(金)
「グリーンフィッシュ」(1997) ★純な青年がヤクザの世界に入ってしまい……。ハン・ソッキュの出世作。
「ペパーミント・キャンディー」(1999) ★韓国の現代史を背景にある男の40歳から20歳までの人生を描く。内容は重いけどお勧め。ソル・ギョング主演。
“韓流”スター&エンターテインメント
22・23(土)(日)
「永遠の片想い」(2003) ◇若い女の子の恋と友情を捉えた恋愛映画。二人の女の子に挟まれたチャ・テヒョンの演技もいい。
「子猫をお願い」(2001) ◆若い女の子たちの視点から韓国の現代社会が見える。ソウルや仁川の空気が感じられる作品。
24・25(月)(火)
「友へ チング」(2001)〈R-15〉 ★高校時代の仲間がヤクザの道に入って対立し……。男の友情を描いた熱いドラマ。
「シルミド/SILMIDO」 ★金成日暗殺のため秘密裏に創設された部隊の実話に基づく壮絶なドラマ。(2003)
26・27(水)(木)
「ハッピーエンド」(1999)〈R-18〉 ▽未見。
「浮気な家族」(2003)〈R-18〉 ▽未見。演技派女優ムン・ソリ主演の話題作。
28(金)
「ロスト・メモリーズ」(2001) ▽未見。
「MUSA」(2001) ▽未見
29・30(土)(日)
「リメンバー・ミー」(2000) ◇時を越えて交信する男女のラブストーリー。1979年の大学生活が興味深い。
「純愛中毒」(2002) ▽未見。イ・ビョンホン主演で話題のラブストーリー。
31(月)
「H〈エイチ〉」(2002)〈R-15〉 ▽ホラー。なので未見。
「箪笥〈たんす〉」(2003) ▽ホラー。なので未見。
2/1(火)
「ホワイト・バレンタイン」(1999) ▽未見。2004年大ブレイクしたパク・シニャン主演のラブストーリー。
「イルマーレ」(2000) ◇時を越えて文通する男女のラブストーリー。「リメンバー・ミー」と同趣向だが、美しい映像が魅力。
2(水)
「JSA」(2000) ★南北分断の現実と夢を描き出した感動のドラマ。ぜひ見てください。
「反則王」(2000) ☆ソン・ガンホ主演のコメディ。落ちこぼれ銀行員が悪役レスラーになり……。プロレスファンにもお勧め。
3(木)
「美術館の隣の動物園」(1998) ◇芸能界を引退しちゃったシム・ウナのユニークな魅力満載。
「八月のクリスマス」(1998) ◇ハン・ソッキュ、シム・ウナ主演の甘く切なく哀しいラブストーリー。
4(金)
「猟奇的な彼女」(2001) ☆次から次へととんでもない行動を繰り出す「彼女」チョン・ジヒョンがカッコよくて可愛くて。
「ラブストーリー」(2003) ◇母娘二代のラブストーリー。「クラシック」の原題通り、ちょっと時代遅れな奥ゆかしい恋愛が描かれる。

ちなみに私は、ビデオやDVDで何度も見ているけれど映画館のスクリーンでぜひ見ておきたい「祝祭」「風の丘を越えて〜西便制〈ソピョンジェ〉」「ペパーミント・キャンディー」の3作品は必ず見に行くつもりです。


1月6日(木)

湯島天神に初詣に行きました。お参りをして、いつものようにお札を頂いていこうとすると、すぐ隣に可愛いお守り袋がありました。これも買っちゃえ。

最後に、これまた恒例のおみくじを引いてみました。「このたびは 幣もとりあえず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに 菅原道真公御歌」 おぉ、これは大吉かも、と思ったら「末吉」。「願望 叶う。されど無理な願いはよせ」「学業 人にたよるな。自分でなせば叶う」 神様のお告げは御尤もです。


湯島天神の拝殿(左)  ハローキティ天神様バージョン(中)  魁の白梅(右)


1月2日(日)

トップページでご案内してましたが、昨日夕方にFMわぃわぃで放送されたインタビューを聞きました。インタビュー時に後で編集すると言われていて、どんな風に編集されるのか気になっていたのですが、実際にオンエアされたものは編集なしだったのではないかと思います。自分がしゃべってるのを聞くというのは照れくさいものですが、これもやっぱり一つの経験で、インタビューを受けるのも録音のオンエアを聞くのも面白かったです。


1月1日(祝)

あけましておめでとうございます。今年も「ななの本棚」をどうぞよろしくお願いいたします。

正月早々、あれこれ用事があって近所のイトーヨーカドーへ出かけました。スリッパやら歯ブラシやら本来なら年末に買っておくべき品物をせっせとカゴに入れていると、結構な金額になります。元日からこんな買物していいのかなぁと躊躇っていると、ふと店内の「福引」のポスターが目に入りました。1回5000円、空クジなし、最低でも払うのと同額5000円の商品券が当たるという元日特別企画の福引です。そういえばさっきから「1等、2等ともまだ出ておりません」と宣伝の店内放送が流れています。

自分の買物カゴを見ると、合計額は5000円を超えていそうです。それならダメで元々、福引をやってみようかしらん。実質ハズレでも5000円の商品券を貰えるわけですから、それを買物に使えばいいので、損をすることはありません。全体の本数が決まっているようなので、1等、2等が当たる確率もこれまでの人より高いはずです。よし! 品物でいっぱいの買物カゴを適当な場所に置き去りにして、福引コーナーへ向かいました。

レジで5000円払って、いざ福引。縁日などで見かける紐を引っ張る、文字通りの「福引」です。一つ選んで引っ張ると、紐の先っぽに赤い色が付いていました。これって何だろう? やっぱりハズレかな?

「おめでとうございます! 1等です!!」 ガラン、ガラン、ガラン 「今、1等が出ました〜!!!」 パチパチパチパチ!!!!

は? 1等? 1等って? 周囲はいきなり盛り上がり、「1等だって!」「へぇ〜」「すごいねぇ、当たるんだねぇ」と遠巻きに福引を見物していた家族連れや通りかかったお客さんたちの注目を集めてしまいました。嬉しいより恥ずかしいです。それに「すごいねぇ〜」って言われても、1等の景品って何なんでしょう? それも知らずに福引したんですけれど。

店員「HDD搭載DVDレコーダーと20型液晶テレビと、どちらにしますか?」
なな「あ、あの、えーっと……電話で相談してから決めてもいいですか?」

景品のDVDレコーダーと液晶テレビがどの程度の製品なのか、最近の日本の家電製品のトレンドも知らないし、そもそも東京の自宅に何があるのかもちゃんと把握してないのです。もしかしたら我が家のテレビ、私が知らない内に液晶になってるかもしれないし。

結局、HDD搭載DVDレコーダーは家にあるのだそうで、液晶テレビを貰うことにしました。テレビは後で取りに来ることにして、買物を済ませなければ。置きっ放しにした買物カゴの所に戻り、レジで会計をします。5000円の商品券を使うつもりだったのに、商品券が貰えなかったのでカード払いです。何だか5000円をどぶに捨てたような気がするのはなぜ?

後ほど、再度お店を訪れ、液晶テレビを持ち帰りました。早速見てみたいのは山々ですが、部屋を片付けないと置く場所がありません。日本にいる間に私が見ることができるんでしょうか?

それより何より、「こいつぁ春から縁起がいい」と今年のツキ始めを喜ぶべきなのか、今年の運は初日ですべて使い果たしたのか、とっても気になるところです。

この一年の皆様のご多幸をお祈り申し上げます。



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